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粉じんによるアレルギー症状
『粉じんによるアレルギー症状』
年末や年度末、また一年中
街のあちらこちらで工事が行われています。
私たちの身の回りには、
工事など破砕、解体、修繕等により
大気中に飛散した「粉じん」が数多く存在します。
少量の粉じんを吸い込んだとしても、呼吸器は
粉じんを体外に排出したり体内で処理することによって、
粉じんの健康障害から身体を守ってくれています。
例えば、
くしゃみや咳は
体内に入った粉じんを体外に排出する働きの一つです。
しかし、
多量の粉じんを長期間吸い込むような環境では、
粉じんを十分に排出・処理することができず、
肺の中に滞留した粉じんが
肺胞やその周囲に繊維組織を増やすことで呼吸機能が低下する「じん肺」
また、粉じんに対するアレルギー反応である「喘息」などが発生します。
もしお近くで工事が行われている時には、
◇窓を開けない
◇洗濯物を外に干さない
◇部屋を加湿する
◇拭き掃除をする
◇マスクを着用する
などして、
なるべく多くのホコリを吸い込まないよう
心掛けて下さい。
もし咳が長引くようでしたら
「喘息」になっている可能性がございます。
その際は、どうか早めにご受診下さい。
この記事が少しでも、
皆さまの元気な毎日にお役に立てましたなら嬉しいです。
いろいろな人、いろいろな想い
みんな、そらでつながっている
どんなそらにも陽が差しますように・・
#呼吸器内科#長引く咳#喘息#アレルギー