院長からのメッセージ
メッセージ
私はこれまで呼吸器内科を中心に診療してまいりました。
呼吸器内科の分野は患者さんが多いわりに、専門医が少なく、未知の部分が多い分野です。多くの同期が循環器や消化器といった人気分野に進む中、呼吸器の未知の部分に挑戦したい気持ちが芽生え、呼吸器の道を選びました(天の邪鬼精神も関わってますが、笑)。
自分自身アレルギー体質であったため、アレルギーの分野にも興味があったこと、増加するアレルギー患者さんの役に立ちたいという思いから、呼吸器の中でも喘息、咳の診療・研究にのめり込んでいきました。
喘息や咳の患者さんの多くは治療で良くなります。夜ねれない、咳のしすぎで胸が痛い、食欲もなくなる。そんなつらい症状が治療で良くなり、次の診察に来られたら別人のように元気になられていたり、喜びの声をいただけたりすると私自身本当に嬉しいですし、大きなモチベーションになります。
長引く咳や喘息の症状は日常生活に大きな影を落とします。一刻も早く症状がよくなり、日常を取り戻していただきたい。そう思って日々診療しています。
病気は誰にとっても不安なものです。病院はなるべくなら避けたい場所。そんな場所に来られる患者さんが安心して納得いただける医療を提供したい。患者さんは勿論、スタッフである私たち自身、そして地域の方々も笑顔になれる、元気になれる。
それぞれが持つ「そらいろ」のもと、人生を楽しむことができるようサポートできればと思っています。
マツオカそらいろクリニック院長松岡 弘典Hirofumi Matsuoka
プロフィール
- ストーリー
- 講演会
- 論文
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ストーリー
幼少期
四国の自然豊かな片田舎で生まれ育ちました。5歳の時に、内科医である父親の研究留学のため家族で渡米しました。現地の幼稚園に入り、頭一つ大きい現地の上級生にちょっかいを出されながらも楽しく過ごしていたように思います。週末や休暇には、家族で他の州へ車で旅行したり、現地の動物園に連れて行ってもらったりと多くの思い出を作ってもらいました。
小学時代
私が小学生の頃はまだおおらかな時代で、田んぼや山川で友達とのびのび遊んでいました。父親が経験者であったこと、また防具がカッコイイ!という単純な理由で、小学1年のときに剣道を習いはじめました。冬は寒く、夏は暑く、先生は怖い・・と練習が嫌で仕方ありませんでした。それをよく親に引きずられながら練習に通ったものです。(笑)当時はその後20年以上も剣道を続けることになるとは、露程も思いませんでした。
中学時代
私の進学した中学は小中一貫校でした。中学から途中入学した私は、小学校から上がってきた同級生よりも同じく中学途中入学組といることが多かったように思います。中学では剣道をやめようと思っていたのですが、(理由は忘れましたが)なぜかまた剣道部に入りました。(笑)弱小チームで、練習もあまりしない部でした。部員も少なかったため試合に出ることもできず、体力もついてくる思春期のこの時期、エネルギーを持て余すこともありました。親には心配をかけていたかもしれません。
高校時代
高校に進学した私は、中学時代の不完全燃焼感と、小中学校の時の先輩に導かれたことから、再び剣道部に入ることになりました。中学校の頃とは打って変わり、厳しい先輩との上下関係と練習が待っていました。
残念ながら剣道を楽しいとは思えませんでしたが、高校2年生の時、団体戦で県大会優勝、個人戦でベスト4に入りました。高校3年生の時には、副キャプテンとなり、国体の強化メンバーに選ばれたものの、他府県の強剛と対戦し、自分の実力は全国レベルではないことを思い知ることになりました。
気づけば3年の夏、このまま剣道を続けるか迷いましたが、剣道への思いよりも進学への思いが強かったこともあり、国体強化メンバーを途中辞退し、医学部を目指し勉学に集中することを選びました。今思えば本当にしんどい部活でしたが、同期にも恵まれ、楽しい高校生活だったと思います。
医師への道
医師になることは、高校生のときに決めました。医師を志した理由は、医師であった祖父や両親の影響が少なからずあったと思います。
私の父は内科医ですが、研究者でもあり、長らく単身赴任で夜遅くまで研究してたため、物心つくまで父と家でゆっくり共に過ごせませんでしたが、「臨床医もいいが、研究は成果がでれば一度に何万人もの患者さんを救える可能性があるんだ。」「人に喜んでいただける仕事を選びなさい。」そんなことをよく酒を飲みながら語っていた言葉ははずっと心に残っていました。
一方、祖父は田舎の赤ひげ先生でした。夜も患者さんから連絡がくる可能性があったので、いつも私服のまま寝ていたそうです。若い頃はハーレーダビッドソンで往診に行っていたようなかっこいい祖父でした。よく祖父の家に遊びに行っては遊んでもらいました。
偉ぶることなく診察していた祖父は多くの患者さんに慕われていました。私が神戸で働くようになり、祖父は他界しましたが、今でももっと色々な話がしたかったと思う時があります。囲碁が趣味であった祖父、今では私の息子が祖父の碁盤を継いで碁を打っています。
神戸へ
4年間の大学院生活を終え、和歌山時代に大変お世話になった上司が神鋼記念病院呼吸器内科の責任者として赴任されていたこともあり、神戸に赴任することになりました。
海や山が近くにあるのに都会もある。人々は優しい。そんな神戸を好きになるのに時間はかかりませんでした。病院で働く中、病気で亡くなる方も多かったですが、患者さんだけでなく、看病されている家族の方も後悔が残らないよう配慮することにも努めました。
今でも遺族の方から手紙やお土産を頂戴することがあり、その度に前向きに闘病されていた患者さんの顔がまぶたに浮かびます。
神鋼記念病院では臨床だけでなく、臨床研究、学会発表や論文作成、後輩の指導など多くの経験をさせていただきました。このように自由に活動をさせていただけたのは一重に上司である鈴木先生のおかげでした。今でも感謝の念に堪えません。病院生活をしていく中で40歳迎えた頃より将来どういう生き方をしたいか、深く考えるようになりました。
長引く咳や喘息の患者さんが初めて外来に来られた時、多くの方はしんどそうで不安な表情をされています。でも治療がうまくいった時の患者さんの明るい表情や「先生、よくなったよ。ありがとう!」という言葉を頂いた時、何より嬉しく、この道を選んで良かったと思える瞬間です。
咳や喘息で悩まれている患者さんは年々増えてきているにもかかわらず、専門家は少ない状況です。後進を育てることで世の役にたてればと考えたこともありましたが、咳や喘息患者さんに向き合って診療する方が自分の性に合っていると感じ、開業を考えるようになりました。
笑顔のために
考えた末、お世話になった上司や病院のスタッフには本当に申し訳ない気持ちでいっぱいでしたが、独立することを決意しました。私もそうですが、病院はなるべく行きたい場所ではありません。しかも行った先の病院の先生が怖かったり、スタッフの対応が冷たかったりするとしんどい体が余計しんどくなってしまいます。
患者さんが安心して通うことができる、クリニックに来ると笑顔がこぼれる。そんなクリニックにしたい。そんな決意を胸にクリニックを作る決心をしました。
開業して咳や喘息に悩む患者さんが実に多いことが分かりました。長年咳の原因がわからず、不安を抱えた患者さんが県外など遠方からもたくさんいらっしゃいます。原因がわかり、症状が改善し、元気になる姿をみられるとこの仕事をしていたよかったと思えます。
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2017
- 喘息・COPD治療における最新の話題. 篠山市医師会講演会 2017.2.9 篠山
- しつこい咳の診断と治療~喘息性咳嗽を中心に~. 南大阪呼吸器勉強会 2017.2.25 堺
- 喘息・COPDの治療について~吸入指導の重要性~. 吸入指導勉強会 2017.5.18 神戸
2016
- COPDの包括的治療~呼吸リハビリテーションも含めて~. 地域連携講演会. 2016.4.16.神戸
- 喘息診療におけるピットフォール~吸入指導を含めて~. 呼吸器疾患講演会. 2016.6.2神戸
- 喘息診療におけるピットフォール~吸入指導を含めて~. 第38回播磨喘息を語る会. 2016.6.4 姫路
- 喘息・COPDの病態と治療~吸入指導の重要性も含めて~.第112回兵庫県薬剤師会摂丹支部兵庫県病院薬剤師会摂丹支部共催研修会 2016.6.16 丹波
- 喘息診療におけるピットフォール. 第2回東神戸慢性咳嗽を考える会 2016.6.25 神戸
- 院外薬局との吸入指連携について. 東神戸神戸吸入療法セミナー 2016.6.30 神戸
- 喘息の治療について~吸入指導の重要性. 北和地区吸入指導勉強会 2016.10.1 奈良
- 冠動脈疾患症例におけるCOPD合併率とその臨床像. 第69回兵庫県医師会医学会医学研究賞受賞講演 2016.10.13 神戸
- 喘息・COPDの病態と治療~吸入指導も含め~. 関西医療薬学研究会2016.11.15 神戸
- 喘息の治療について~最新の話題もふくめ~. 第二回阪神喘息・COPD研究会 2016.11.12 西宮
- 喘息治療におけるピットフォール~吸入指導を含めて~. 第133回六甲呼吸器カンファランス 2016.11.25 三田
- しつこい咳の診断と治療~喘息性咳嗽を中心に~.垂水区の喘息を考える会 2016.12.8 神戸
2015
- 長引く咳の診断と治療~喘息とCOPDを中心に~. 東神戸慢性咳嗽を考える会 2015.2.19 神戸
- 喘息・COPD診療におけるピットフォール. GS呼吸器ミーティング 2015.3.7 岸和田市
- 吸入指導が疾患コントロールにもたらす意義. 東神戸吸入指導セミナー 2015.3.20 神戸
- COPD診療におけるGOLD2011の患者分類法の有用性. 第61回呼吸器疾患同好会 2015.6.3大阪
- 喘息診療におけるピットフォール~吸入指導を含めて~.垂水区の喘息を考える会 2015.6.18 神戸
- 長引く咳の診断と治療~喘息とCOPDを中心に~. Asthma & COPD seminar in 宝塚.2015.6.25 宝塚市
- 喘息診療におけるピットフォール~吸入指導を含めて~三田市医師会障害教育研修会 2015.9.24三田市
- 喘息・COPD治療における抗コリン薬の位置付け. 呼吸器疾患セミナー. 2015.10.8. 神戸
- 喘息・COPD診療におけるピットフォール. Asthma symposium in 但馬. 2015.11.7 豊岡市
- 喘息・COPDの病態と治療~吸入指導も含め~. 関西医療薬学研究会2015.11.15 神戸
- COPDの包括的治療~呼吸リハビリテーションも含めて~. 河内長野呼吸器疾患病診連携勉強会 2015.11.14 河内長野市
- COPDの診断と治療~身近に潜在するCOPDを見逃さないために~. 芦屋市医師会学術講演会 2015.11.20 芦屋市
2014
- COPDの診療~病診連携もふまえて~. COPD学術講演. 2014.2.13. 神戸
- COPD~診断のポイントと治療~.神診連携懇話会. 2014.2.20神戸
- 吸入指導の意義と重要性. 東神戸吸入指導セミナー 2014.3.20神戸
- 呼吸器疾患における包括的疾患管理の重要性. 六甲アイランド病院合同勉強会 2014.3.17 神戸
- 知っておきたい肺の病気. エレガーノ甲南勉強会. 2014.6.12 神戸
- 長引く咳の診断~咳喘息を中心に~. Asthma Symposium. 2014.10.1神戸
- 吸入指導の重要性. East Kobe Pharmacist Conference. 2014.11.13.神戸
- COPDの包括的治療. 第三回呼吸器疾患セミナー. 2014.11.20 神戸
2013
- 意外と多いCOPD~診断のポイントと管理~.シムビコートpremium live. 2013.8.31. 神戸
- 当院におけるオンブレスの使用経験.中央区生活習慣病講演会. 2013.10.17 神戸
- 意外と多いCOPD~診断と管理について~.第二回呼吸器疾患セミナー 2013.10.24神戸
- 身近な疾患COPD~新規治療薬の使用経験と期待~.COPD学術講演会-ウルティブロ発売記念講演会- 2013.12.5 神戸
2012
- CATを利用したCOPD患者のマネジメント.COPD meeting. 2012.5.31. 神戸
- COPDの管理~CATの話題を交えて~呼吸器疾患セミナー. 2012.10.4. 神戸
- 長引く咳の診断と治療~咳嗽ガイドラインを踏まえて~.慢性咳嗽勉強会. 2012.10.25. 神戸
2011
- 咳喘息における炎症サブタイプと吸入ステロイド薬維持量の関係. NPO法人西日本呼吸器内科医療推進機構第6期総会. 2011.2.5. 京都
- COPDの併存症について.神戸COPD meeting. 2011.8.19.神戸
- COPD患者のQOL改善に向けて.地域医療連携講演会. 2011.8.19. 神戸
2010
- 「難治性喘息に対するオマリツマブ使用経験」 難治性喘息研究会 2010.6.4. 神戸
- 「COPDと動脈硬化性疾患」 Kobe Scientific Forum 2010.11.13日 神戸
- 「COPDと動脈硬化性疾患」 神鋼病院呼吸器センター地域連携講演会 2010.11.27 神戸
2009
- 神鋼病院呼吸器センター地域医療連携講演会「当院における高齢者肺炎の現状と対応」 2009.4.11 神戸
- 「MTXによる薬剤性肺炎と考えられた2例」Kobe Lung Cancer Symposium 2009.9.10. 東灘区・芦屋市呼吸器疾患勉強会 神戸
- 「喘息の診断と治療」 神戸ベイシェラトン&タワーズ 2009.7.25. 神戸
- 「当院における慢性咳嗽の診療」神鋼病院呼吸器センター地域医療連携講演会 2009.10.17. 神戸
- 「長引く咳の一例」第5回グラム染色研究会 2009.11.5 神戸
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論文(共著者含む)
- Matsumoto H, Niimi A, Takemura M, Ueda T, Tabuena R, Yamaguchi M, Matsuoka H, Hirai T, Muro S, Ito Y, Mio T, Chin K, Nishiyama H, Mishima M. Prognosis of cough variant asthma: a retrospective analysis. J Asthma. 2006 Mar;43(2):131-5.
- Ueda T, Niimi A, Matsumoto H, Takemura M, Hirai T, Yamaguchi M, Matsuoka H,Jinnai M, Muro S, Chin K, Mishima M. Role of small airways in asthma: investigation using high-resolution computed tomography. J Allergy Clin Immunol. 2006 Nov;118(5):1019-25.
- Matsumoto H, Niimi A, Takemura M, Ueda T, Yamaguchi M, Matsuoka H, Jinnai M, Chin K, Mishima M. Prevalence and clinical manifestations of gastro-oesophageal reflux-associated chronic cough in the Japanese population. Cough. 2007 Jan 8;3:1.
- Matsumoto H, Niimi A, Tabuena RP, Takemura M, Ueda T, Yamaguchi M, Matsuoka H, Jinnai M, Chin K, Mishima M. Airway wall thickening in patients with cough variant asthma and nonasthmatic chronic cough. Chest. 2007 Apr;131(4):1042-9.
- Ueda T, Niimi A, Matsumoto H, Takemura M, Yamaguchi M, Matsuoka H, Jinnai M, Chin K, Minakuchi M, Cheng L, Shirakawa T, Mishima M. TGFB1 promoter polymorphism C-509T and pathophysiology of asthma. J Allergy Clin Immunol. 2008 Mar;121(3):659-64.
- Matsuoka H, Niimi A, Matsumoto H, Ueda T, Takemura M, Yamaguchi M, Jinnai M, Chang L, Otsuka K, Oguma T, Takeda T, Chin K, Mishima M. Patients’ characteristics associated with unsuccessful sputum induction in asthma. J Allergy Clin Immunol. 2008 Mar;121(3):774-6.
- Matsumoto H, Niimi A, Takemura M, Ueda T, Yamaguchi M, Matsuoka H, Jinnai M, Chin K, Mishima M. Features of cough variant asthma and classic asthma during methacholine-induced brochoconstriction: a cross-sectional study. Cough. 2009 Mar 9;5:3.
- Matsuoka H, Niimi A, Matsumoto H, Ueda T, Takemura M, Yamaguchi M, Jinnai M, Otsuka K, Oguma T, Takeda T, Ito I, Chin K, Amitani R, Mishima M. Specific IgE response to trichophyton and asthma severity. Chest. 2009 Apr;135(4):898-903.
- Yamaguchi M, Niimi A, Ueda T, Takemura M, Matsuoka H, Jinnai M, Otsuka K, Oguma T, Takeda T, Ito I, Matsumoto H, Hirai T, Chin K, Mishima M. Effect of inhaled corticosteroids on small airways in asthma: investigation using impulse oscillometry. Pulm Pharmacol Ther. 2009 Aug;22(4):326-32.
- Takeda T, Oga T, Niimi A, Matsumoto H, Ito I, Yamaguchi M, Matsuoka H, Jinnai M, Otsuka K, Oguma T, Nakaji H, Chin K, Mishima M. Relationship between small airway function and health status, dyspnea and disease control in asthma. Respiration. 2010;80(2):120-6.
- Jinnai M, Niimi A, Ueda T, Matsuoka H, Takemura M, Yamaguchi M, Otsuka K, Oguma T, Takeda T, Ito I, Matsumoto H, Mishima M. Induced sputum concentrations of mucin in patients with asthma and chronic cough. Chest. 2010 May;137(5):1122-9.
- Matsuoka H, Niimi A, Matsumoto H, Takemura M, Ueda T, Yamaguchi M, Jinnai M, Inoue H, Ito I, Chin K, Mishima M. Inflammatory subtypes in cough-variant asthma: association with maintenance doses of inhaled corticosteroids. Chest. 2010 Dec;138(6):1418-25.
- Matsumoto H, Niimi A, Jinnai M, Nakaji H, Takeda T, Oguma T, Otsuka K, Inoue H, Yamaguchi M, Matsuoka H, Ito I, Hirai T, Chin K, Mishima M. Association of alveolar nitric oxide levels with pulmonary function and its reversibility in stable asthma. Respiration. 2011;81(4):311-7.
- Otsuka K, Niimi A, Matsumoto H, Ito I, Yamaguchi M, Matsuoka H, Jinnai M, Oguma T, Takeda T, Nakaji H, Chin K, Sasaki K, Aoyama N, Mishima M. Plasma substance P levels in patients with persistent cough. Respiration. 2011;82(5):431-8.
- Koma Y, Matsuoka H, Ryoke T, Koyama M, Fukumitsu K, Kasai Y, Masuya D, Yoshimatsu H, Kitazawa S, Suzuki Y. A case of pulmonary carcinomatous lymphangitis and multiple pulmonary infarctions from gastric cancer. Nihon Kokyuki Gakkai Zasshi. 2011 Aug;49(8):577-82.
- Matsuoka H, Uzu T, Koyama M, Koma Y, Fukumitsu K, Kasai Y, Masuya D, Yoshimatsu H, Suzuki Y. Allergic bronchopulmonary aspergillosis presenting with cough variant asthma with spontaneous remission. Respiratory Medicine CME.2011; 4:175-7.
- Otsuka K, Matsumoto H, Niimi A, Muro S, Ito I, Takeda T, Terada K, Yamaguchi M, Matsuoka H, Jinnai M, Oguma T, Nakaji H, Inoue H, Tajiri T, Iwata T, Chin K, Mishima M. Sputum YKL-40 Levels and Pathophysiology of Asthma and Chronic Obstructive Pulmonary Disease. Respiration. 2012;83(6):507-19.
- Takemura M, Niimi A, Matsumoto H, Ueda T, Matsuoka H, Yamaguchi M, Jinnai M, Chin K, Mishima M. Clinical, physiological and anti-inflammatory effect of montelukast in patients with cough variant asthma. Respiration. 2012;83(4):308-15.
- Matsumoto H, Tabuena RP, Niimi A, Inoue H, Ito I, Yamaguchi M, Otsuka K, Takeda T, Oguma T, Nakaji H, Tajiri T, Iwata T, Nagasaki T, Jinnai M, Matsuoka H, Mishima M. Cough triggers and their pathophysiology in patients with prolonged or chronic cough. Allergol Int. 2012 Mar;61(1):123-32.
- Koma Y, Matsuoka H, Yoshimatsu H, Suzuki Y. Successful treatment with erlotinib after gefitinib-induced interstitial lung disease: a case report and literature review. Int J Clin Pharmacol Ther. 2012 Oct;50(10):760-4.
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- Matsuoka H, Matsumoto Y, Kimura K, Koyama M, Uzu T, Koma Y, Fukumitsu K, Kasai Y, Nakashima N, Masuya D, Yoshimatsu H, Suzuki Y. Leg Atherosclerosis in Japanese COPD Patients: Prevalence of Undiagnosed Peripheral Artery Disease and Association between Leg Atherosclerosis and Clinical Indices. OJRD.2013;3:25-31.
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- Koma Y, Onishi A, Matsuoka H, Oda N, Yokota N, Matsumoto Y, Koyama M, Okada N, Nakashima N, Masuya D, Yoshimatsu H, Suzuki Y. Increased red blood cell distribution width associates with cancer stage and prognosis in patients with lung cancer. PLoS One. 2013 Nov 11;8(11)
- Koma Y, Nakashima N, Koyama M, Goto K, Yokota N, Kimura K, Matsumoto Y, Yoshida C, Matsuoka H, Masuya D, Yoshimatsu H, Suzuki Y. Two cases of recurrent invasive mucinous adenocarcinoma of the lung showing marked responses to platinum-based chemotherapyregimens with pemetrexed and bevacizumab. Gan To Kagaku Ryoho. 2013 Nov;40(11):1525-8.
- Inoue H, Niimi A, Takeda T, Matsumoto H, Ito I, Matsuoka H, Jinnai M, Otsuka K, Oguma T, Nakaji H, Tajiri T, Iwata T, Nagasaki T, Kanemitsu Y, Chin K, Mishima M. Pathophysiological characteristics of asthma in the elderly: a comprehensive study. Ann Allergy Asthma Immunol. 2014 Nov;113(5):527-33.
- Koma Y, Inoue S, Oda N, Yokota N, Tamai K, Matsumoto Y, Okada N, Otsuka A, Nakashima N, Masuya D, Matsuoka H, Yoshimatsu H, Suzuki Y. Clinical characteristics and outcomes of patients with community-acquired, health care-associated, and hospital-acquired empyema. Clin Respir J. 2015 Nov 25.
- Oda N, Tamai K, Suzuki Y, Yoshimatsu H, Matsuoka H, Matsumoto Y, Okada N. Marked improvement in autoimmune pulmonary alveolar proteinosis with severe hypoxemia in a patient treated with ambroxol: a case report. J Med Case Rep. 2015 May 6;9:100.
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- Inoue H, Ito I, Niimi A, Matsumoto H, Matsuoka H, Jinnai M, Takeda T, Oguma T, Otsuka K, Nakaji H, Tajiri T, Iwata T, Nagasaki T, Kanemitsu Y, Mishima M. CT-assessed large airway involvement and lung function decline in eosinophilic asthma: The association between induced sputum eosinophil differential counts and airway remodeling. J Asthma. 2016 Apr 26:0.
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- Matsuoka H, Kume S, Inoue S, Oda N, Matsumoto Y, Tamai K, Okada N, Otsuka A, Koma Y, Kaihotsu K, Yoshimatsu H, Iwahashi M, Miyajima T and Suzuki Y. Clinical features of Coronary Artery Disease Patients with Chronic Obstructive Pulmonary Disease in Japan. Int J Respir Pulm Med 2016;3(1):038.
- Nakaji H, Niimi A, Matsuoka H, Iwata T, Cui S, Matsumoto H, Ito I, Oguma T, Otsuka K, Takeda T, Inoue H, Tajiri T, Nagasaki T, Kanemitsu Y, Chin K, Mishima M. Airway remodeling associated with cough hypersensitivity as a consequence of persistent cough: An experimental study. Respir Investig. 2016 Nov;54(6):419-427.
- Tamai K, Yoshimatsu H, Saito T, Matsuoka H, Okada N, Koma Y, Otsuka A, Oda N, Inoue S, Kume S, Suzuki Y. Autoantibody profiles and their association with blood eosinophils in asthma and COPD. Allergol Int. 2017 Apr;66(2):332-337.
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- Fujisawa C MSc Pt, Tamaki A PhD Pt, Yamada E PhD Pt, Matsuoka H PhD Md. Influence of gender on muscle fatigue during dynamic knee contractions. Phys Ther Res. 2017 Feb 24;20(1):1-8. doi: 10.1298/ptr.E9889. eCollection 2017.
- Aoyama Y, Tsunemine H, Kodaka T, Oda N, Matsuoka H, Itoh T, Takahashi T. Plasmablastic lymphoma with unfavorable chromosomal abnormalities related to plasma cell myeloma: A borderline case between plasmablastic lymphoma and plasmablastic plasma cell myeloma. J Clin Exp Hematop. 2017;57(1):37-39.